乳酸菌と塩分の知られざる相性とは

あまり知られていませんが、乳酸菌と塩分は相性が良いと言われています。トルコでは塩入のヨーグルトを健康飲料や料理に活用するなど、昔から乳酸菌と塩分を一緒に摂取することが健康に良いことが知られています。また、漬物などの植物の乳酸発酵にも塩分が重要な役割を果たしており、適度な塩分は乳酸菌の味方になってくれるのです。

乳酸菌に塩分を加えるトルコ料理

乳酸菌と塩分の関わりは深く、トルコにはヨーグルトに塩を加える食習慣があります。科学的にも塩分のナトリウムが乳酸菌の働きを高め、カルシウムの吸収率を高めてくれるということが分かっています。

一方で、塩分濃度が高すぎれば乳酸菌の働きは弱まり、塩分の摂りすぎにもつながってきます。味も整え辛くなるため、あくまで程々バランスが重要になります。

ヨーグルトの食べ方がワンパターンなりがちな場合は、塩を一つまみ加えたり、砂糖やジャムなどの糖分を抜いて作るなど、味に変化を加えると飽きずに続けることができるのです。

植物の乳酸発酵には塩分が重要!

塩分には動植物の細胞から水分や栄養素を吸い出す作用があります。塩気が強い物を食べるとのどが渇くのはこのためで、漬物を作る際にはこの作用が重要になります。

塩分によって吸いだされた水分には栄養が豊富に含まれており、乳酸菌が増えるための絶好のエサとなるのです。

このため、植物性乳酸菌は塩分に強いものが多く、食事で摂る時は塩分の摂り過ぎに気を付ける必要があるのです。乳酸菌サプリで補うのも方法で、塩分量を気にせずに使えるのがメリットです。

まとめ

乳酸菌と塩分は相性が良く、動物性と植物性のものでは若干働き方が違ってきます。ヨーグルトに塩を加える文化もあり、健康増進のために活用されています。乳酸菌の働き活発にし、カルシウムの吸収も助けてくれるのです。

漬物を作るためにも塩分は重要で、植物の乳酸発酵には欠かせない成分になっています。ただし、食べ物で乳酸菌を摂ろうとすると、脂肪分の摂りすぎや塩分の摂り過ぎにつながることがあるため、乳酸菌サプリなどでバランスをとるのも方法なのです。