ビタミンを豊富に含む美容にオススメの「ケフィア」とは

ヨーグルトは一般的に1種類か2種類の乳酸菌で発酵して作られるのに対して、ケフィアは数種類の乳酸菌と酵母との共生発酵で作られています。そのため、ケフィアはヨーグルトよりもプロバイオティクスに適している食品と言われています。

ケフィアとは

「ケフィア」とは、コーサカス地方で1000年~2000年前から飲まれつづけていた乳酸飲料ですが、作られるようになった時期ははっきりしていません。また、作られるようになった理由についてもさまざまな説がありますが、コーサカス地方の人々の生活環境や食生活から自然に誕生した飲み物であることは間違いないようです。

日本では、ケフィアという名前のほか、「ヨーグルトきのこ」という名前でも知られています。

ケフィアとヨーグルトとのちがいとは

ヨーグルトは「乳酸菌が生乳を分解して乳酸を作りだすこと」によって作られます。ケフィアもヨーグルトと同じく生乳から作られますが、ケフィアグレインと呼ばれる種菌を使用して発酵させていきます。ケフィアグレインとは、カリフラワーに似た形をしており、乳酸菌や酵母菌などさまざまな種類の微生物の集合体で、ケフィアグレインと生乳を自然発酵して作られたものがケフィアとなります。

ケフィアはヨーグルトとは異なり粘り気があります。これはケフィアグレインに含まれる微生物の作用によるもので、ヤマイモのねばねばと同じようなものと考えるとわかりやすいでしょう。また、ケフィアは酵母菌が含まれているため、発酵時に炭酸ガスが発生します。そのため、口にしたときに舌に刺激を感じることもあります。

酵母とは

酵母とは、自然界の植物、果物などさまざまなところに存在している菌のことで、有機物に含まれる糖質をアルコールと炭酸ガスに分解しながら成長していきます。この状態のことを発酵とよび、さまざまな発酵食品で酵母菌が使用されています。

ケフィアに含まれているさまざまな栄養素とその役割

ケフィアには美容に効果のあるビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、葉酸)が豊富に含まれています。更にカルシウムが乳酸と結びついているため、より身体に吸収されやすい形となっています。これらの栄養素について詳しい情報を下記にまとめました。

ビタミンB1

糖質からエネルギーを作り出してくれる栄養素で、不足すると脚気という病気にかかりやすくなります。

ビタミンB2

脂質やたんぱく質からエネルギーを作り出してくれる栄養素で、不足すると口内炎や肌荒れが発生しやすくなります。

ビタミンB6

筋肉や血液などを作り出す時に使われる栄養素で、不足すると湿疹や貧血になりやすくなります。

ビタミンB12

赤血球を作り出す時に使われる栄養素で、不足すると悪性貧血になりやすくなります。

葉酸

赤血球を作り出したりする他、細胞の成長や発育に使われる栄養素で、特に妊娠中には必須の栄養素となっています。不
足すると、葉酸欠乏症にかかりやすくなります。

乳酸カルシウム

カルシウム不足の時の補給に用いられます。カルシウムが吸収されやすい形になっています
ので、カルシウム不足になるのを補ってくれます。

ケフィアを飲むことによって得られる効果について

さまざまな栄養素を含むケフィアですが、ケフィアを摂取することで整腸作用、動脈硬化の予防、免疫力の向上、老化の防止などさまざまな効果を得ることができます。ケフィアは、複数の乳酸菌と酵母の共生発酵によって作られるため、菌の種類が豊富で通常のヨーグルトよりも腸内環境を整える力が高いと考えられています。

まとめ

プロバイオティクスには、さまざまな種類の乳酸菌を摂取した方が身体に良いと言われています。さまざまな食品に乳酸菌は含まれていますが、乳酸菌を摂取するためだけに複数のお料理を作るのは大変ですよね。ケフィアにはそれだけで複数の乳酸菌が含まれていますし、乳酸菌を活性化させてくれる酵母も含まれています。

ケフィアは様々なサプリメントも発売されていますが、自分で作ることもできますので、興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。