乳酸菌を摂取すると良いことがたくさん!

現代人の死因の第一位は悪性新生物(がん)ですが、そのなかでも女性のがんは大腸がんが第一位です。その理由は、食の欧米化で穀物や野菜、魚中心の伝統的な食事から、肉食へと変わったことにより、腸内環境が変わってしまったためと考えられています。

乳酸菌の効果

乳酸菌は人の腸内では善玉菌として働きますが、善玉菌の量が増えると腸内環境が整い、便秘、下痢を解消します。その他、免疫力を高めたり、花粉症などのアレルギーを抑制する、コレステロール値を下げる、美肌効果、貧血予防など健康や美容に役立ちます。

大腸というと便をつくる働きと思われがちですが、実は私たちの体を守ってくれる免疫細胞の約60%が腸に集中しています。そのため、体の中に入ってくると人に害を与えるものは腸で排除されるようになっています。健康は腸によって守られているといっても過言ではありません。

さらに精神を安定させる働きのあるセロトニンというホルモンも脳で作られるのはほんのわずかで、約90%は腸で作られています。腸には独自の神経細胞ネットワークがあり、消化吸収、排便などの働きは独自の判断で行なっています。

腸内細菌がつくる腸内フローラとは

成人は口から肛門まで約9mありますが、食品中に含まれる栄養素を消化吸収する小腸は約6m、水分やミネラルを吸収して便を作る大腸は約1.5mあります。小腸と違い大腸は酸素が少ない環境であるため腸内細菌が住みやすい環境です。特に、小腸の終わりから大腸にかけては、多種多様な腸内菌が種類ごとにまとまりを作り、びっしりと腸内に壁面を作って生息しています。

この様相は花畑の様子にたとえられ「腸内フローラ」(腸内細菌叢/ちょうないさいきんそう)と呼ばれています。腸内フローラは人それぞれ顔や個性が異なるように、その人その人でまったく違っています。この腸内フローラを常に善玉菌優勢に保つことが、健康やアンチエイジングにつながります。

腸の老化と乳酸菌

人は年をとるにつれ見た目が老化していきますが、腸内も善玉菌の数が減ってくるので腸の老化も起きるのです。ただし体の老化=腸内の老化ではありません。年齢が若くても、食生活の乱れ、ストレス、野菜不足、肉中心など悪玉菌が増えやすい生活をおこなっていると、腸内は悪玉菌の割合が高くなります。これが腸の老化です。

腸の老化は便秘だけではなく、肌荒れや大腸がんなども引き起こします。乳酸菌をしっかりとり、腸内年齢を若く保つことが美容や健康に役立ちます。普段の食生活から乳酸菌を積極的に摂取するとともに、乳酸菌を手軽に摂取できるサプリメントなども活用していきましょう。