乳酸菌の過剰摂取は下痢になる?下痢を改善する?

乳酸菌の過剰摂取によって下痢になると言う説があります。一方で乳酸菌の摂取が下痢を改善すると言う説もあることから、どちらが良いのか混乱している方も多いようです。乳酸菌の過剰摂取は下痢になる可能性はありますが、適量を摂取した場合は下痢の改善効果が期待できると言えます。

乳酸菌の過剰摂取で下痢になる理由

乳酸菌は多少であれば多めに摂取しても問題ありません。体質にもよるのでなんとも言えないのですが、乳酸菌は下剤ではないため少しくらい多めに摂取してもひどい下痢になることは稀だと言えます。

ただし乳酸菌自体が増えることにより腸の活動が活発になり、一時的に下痢の症状が出ることもありえます。そのため乳酸菌は一度に大量に摂取するのではなく、多めに摂取したい場合は1日3回に分けて定期的に摂取する方が効果的です。乳酸菌は過剰摂取をしても便秘などの改善が進むわけでは有馬円。

乳酸菌以外が下痢の原因?

またヨーグルトなど食品で乳酸菌を摂取している場合は、乳酸菌以外の成分が下痢の原因となることがあります。ヨーグルトの中には乳脂肪が含まれているだけでなく、冷たい状態で食べればお腹を冷やすリスクもあります。乳酸菌が原因ではなく、消化不良などが原因で下痢が起こることがあるのです。

乳酸菌を適度に摂取し、腸内の環境が良くなれば下痢は改善されることが一般的です。サプリメントで摂取するのであれば適量を守り、食品で摂取する場合は過食を避けるのが基本です。下痢が長く続くようであれば病気を疑った方が良いケースもあるため、病院で検査を受けるようにしましょう。

乳糖不耐症とは

牛乳などを飲むとお腹を壊すという方はよく聞きます。これは「乳糖不耐症」という体質による可能性があります。乳糖不耐症の症状としては消化不良や下痢などが挙げられます。

通常は牛乳などに含まれる乳糖(ラクトース)は消化酵素(ラクターゼ)により分解されます。ただし体質により、このラクターゼが分泌できないと乳糖を上手く分解できないことがあります。そうなると乳糖は吸収することができず腸管内に残ります。

ラクターゼの分泌は子どもの頃に乳製品を摂取してきたかにより決まると言われており、健康でもラクターゼの分泌が少ない方もいます。乳糖不耐症の場合には、乳糖を含む乳製品を摂取する場合には摂取量に気をつけるようにしましょう。