更年期障害の原因と症状は?イライラする更年期を乗り切るための対策と治療方法

この記事の監修医師

工藤内科 工藤孝文先生

閉経に伴う心と身体の不調を「更年期障害」といいます。

40代後半から50歳前後に発症する女性が多いです。更年期障害は女性特有の症状と思われがちですが、男性にも発症することが分かっています。

今回は更年期障害の原因と克服方法を解説していきます。

更年期障害の原因は女性ホルモンの減少

更年期障害は閉経に向かう身体の変化の過程で、ホルモンバランスが乱れることによって起こります。

女性は生誕時、卵巣に原始卵胞200万個を持っていますが、生殖年齢に達するまでに20~30万個まで減少します。その後月経の度に約1000個ずつ排出されていき、卵巣に卵胞が殆ど無くなると閉経に至るのです。

卵胞が少なくなると女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が激減します。

脳内の視床下部は卵巣に対し女性ホルモンを分泌するよう指令を出しますが、卵巣では分泌を行うことができません。さらに指令が繰り返し出されることで正常なホルモンバランスを失い、これが原因で自律神経の働きに乱れが起こります。

自律神経は呼吸や代謝、血圧や発汗といった生命を維持する機能の根幹を司っています。自律神経が乱れることで様々な更年期障害の症状が現れます。

更年期障害の代表的な症状(イライラ、ホットフラッシュ…)

更年期障害では、心と身体の両方に症状が現れます。

身体に現れる更年期障害の症状

ほてり(ホットフラッシュ)や大量の汗、動悸や息切れ、手足の震え、口の渇き、睡眠障害や頭痛などが一般的な症状です。

次第に生理が不順になっていき、月経の間隔が長くなったり(頻発月経)短くなったり(稀発月経)します。胎盤が排出されずに残ってしまい、次の月経で大量に出血することもあります(過多月経)。

予期せぬタイミングで出血が起こる場合もあるため、常にナプキンを持ち歩くなどの準備をしておくと安心です。

心に現れる更年期障害の症状

イライラや情緒不安定、うつや落ち込み、集中力や記憶力の低下などが一般的な症状です。訳もなく泣けて来たり、イライラするのは非常によく見られる症状です。

情緒不安定が重症化すると家庭内でのトラブルになることも多いため注意しましょう。

更年期には生活習慣を見直すことが重要

更年期障害による心身の不調と向き合うには、生活習慣を整えることが大切です。睡眠不足は女性ホルモンの分泌を減少させますので、まずは質の良い睡眠を心がけます。

朝は早く起きるようにし太陽の光をしっかりと浴びることで、セロトニンという幸せホルモンと呼ばれる心のバランスや平常心を保てるホルモンの分泌が促されます。

セロトニンの分泌により深い睡眠に欠かせないメラトニンというホルモンを分泌させることができます。

早寝早起きのサイクルを整えれば、自然とホルモンバランスも整ってきます。また、食生活においてもホルモンを意識した食材を取り入れることで、不調が改善されることもあります。

からだのもととなるたんぱく質はもちろん、エストロゲンに似た働きをしてくれる大豆イソフラボン(エクオール)を含む食品も積極的に食事に取り入れていきましょう。

内閣府食品安全委員会事務局

独立行政法人国立健康・栄養研究所「エクオールの有意性」(外部サイト)

運動で更年期障害が改善することも!

更年期障害の原因となるホルモンの減少には運動も効果的です。

運動することは、生活習慣病の予防などにも役立ちますから、いつまでも健康でいるためには欠かせません。

運動には有酸素運動と無酸素運動があります。

有酸素運動にはウォーキングやジョギングなどがあり、ホルモンの低下による病気を予防してくれますし、運動したという爽快感も感じられストレス解消にもなります。無酸素運動は、筋力トレーニングで成長ホルモンの分泌を増やしてくれます。

有酸素運動であるストレッチは体の血流を良くして、体を目覚めさせたり、睡眠へと導いてくれるなどリラックス効果もあるので毎日取り入れていきたいです。

年齢を重ねるごとに運動の機会も減っていくため、無理のない範囲で毎日の生活に取り入れていきましょう。

ストレス解消で更年期障害を乗り切る!

更年期障害をうまく乗り切るためには、ストレスは大敵です。

自律神経は、緊張した時に働く交感神経とリラックスした時に働く副交感神経がバランスを取り合っています。

更年期の時は交感神経が優位になりがちなので、ストレスを減らすには副交感神経を活発化させることが大切です。

副交感神経を働かせる具体的な方法としては、食事、お風呂、人との会話、笑うなどリラックスできる状態を作ることです。

寝る前にお風呂に入ったり好きな音楽を聴くことは続けやすく、リラックスもできるためオススメです。

更年期障害と診断後の治療方法

更年期障害は非常に個人差が大きいです。

更年期障害の症状が軽い場合は、生活習慣の見直しでラクになる事もあります。市販の漢方薬や更年期障害用の薬を試してみるのもよいでしょう。

症状が重い場合は病院に行くことをオススメします。更年期障害が家庭内で理解されないと問題を1人で抱えてしまい、辛い思いをしがちです。

婦人科では症状に合わせて、ホルモン補充療法や、漢方薬・精神安定剤などによる薬物療法、心理療法などが行なわれます。ホルモン補充療法は直接女性ホルモンを増やせるので効果が高くなりますが、むくみや嘔吐、頭痛などの副作用が出ることもあります。

漢方薬は副作用も少なく比較的低価格で行えるのがメリットです。更年期障害はストレスと密接な関係があり、辛さを相談できるだけでもラクになる事がありますので、我慢せずに病院にかかることが大切です。

まとめ

更年期障害とは、閉経に向かう身体の変化の過程で起こる心身の不調です。女性ホルモンの分泌量が急激に減る事でホルモンの正常なバランスが失われ、自律神経が乱れることで様々な症状を引き起こします。

症状の出方に個人差が大きく、一般に40代後半から50歳前後にかけて発症します。ほてりや発汗、手足のしびれ、口の渇き、生理不順などの身体の不調と、イライラや情緒不安定、うつや落ち込み、集中力や記憶力の低下などの心の不調が起こります。

症状が軽い場合は食生活改善やストレス発散を心掛けることで楽になることもあります。症状が重い場合には病院に行って診察を受けることが大切です。

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