貧血の原因は鉄分不足!鉄分の貧血改善効果と過剰摂取の副作用

鉄不足によって引き起こされる症状は多岐にわたります。鉄欠乏性貧血は良く知られていますが、貧血によって身体中に酸素が十分に届かず、様々な悪影響を被る可能性があるからです。また、皮膚や髪を生み出すために重要な役割を果たしています。

貧血の原因は様々ですが、その中でも代表的なのが鉄分不足です。特に女性は生理や妊娠など身体の変化の影響を受けやすいため注意が必要です。

鉄分不足が貧血の原因

貧血になるのは女性の方が圧倒的に多いのが特徴で、原因としては鉄分不足や継続的な出血が多くなっています。鉄分不足はダイエットなどが理由で食事が偏っている場合や、ストレスがたまって睡眠不足になるなど、新たな赤血球が作られづらい状況が重なると起こりがちです。

一方の出血性の貧血は継続的な出血が原因となっているものです。生理以外にも内蔵に傷がある場合や、傷が治り辛い場合など、病気などが原因になっている場合があります。時期によって起こりやすい場合は生理が原因のことが多いと言えます。

特に近年は無理なダイエットをする女性や、ストレス化社会で睡眠不足になる女性が多く、貧血も問題化しているのです。

鉄分不足による代表的な症状

鉄不足によって引き起こされる代表的な症状が貧血です。鉄分不足によって血液中の赤血球が減り、常に酸素不足の状態になってしまいます。頭痛や耳鳴り、めまいの他に、疲労感や倦怠感、冷え性の悪化なども挙げられます。冷え性が悪化するのは、酸素量が十分でないことから身体の代謝が悪くなってしまうからです。

鉄不足により肌荒れや抜け毛が進行する場合もあります。皮膚や髪には微量の鉄分が含まれており、肌の生まれ変わりや髪が生える際に必要になります。皮膚や髪のツヤやハリを保つために欠かせない成分です。

意識的な鉄分補給が重要

明らかに異常な出血がある場合などは病院で検査を受けるべきですが、食習慣に心当たりがある場合は積極的な鉄分の補給がポイントになってきます。また、鉄分と共に大切になるのがたんぱく質やビタミンCで、赤血球の材料や鉄の吸収を助ける栄養素をとることも大切になるのです。

ダイエットでも、特に食品の品目を絞ったものは身体への負担が大きくなります。小松菜やホウレンソウなど緑が濃い野菜を食べ、果物でビタミンも補うとより鉄分の吸収が良くなります。貧血になると体が冷えやすくなり、代謝が弱まって体重が落ちないと言う悪循環に陥りがちです。

たんぱく質補給のために大豆などの植物性のものや、肉や魚もバランスよくとることも大切で、偏食が鉄分不足の原因となることもあるのです。

鉄分補給で知っておきたいポイント

鉄不足を防ぐためには食習慣の見直しが必要です。肉類や貝類に含まれる動物性のヘム鉄は身体の吸収率が高いことが知られています。植物性の非ヘム鉄はビタミンCやクエン酸などと組み合わせると吸収率が良くなるため、食べ合わせも重要です。サプリを利用するのも方法で、日頃不足しがちな鉄を簡単に補うことができます。日常的に鉄分を意識することで、健康を保ちやすくなります。

鉄分不足は貧血や肌荒れなど、様々な症状を引き起こします。しかし、鉄分を過剰摂取した場合も健康に悪影響を与えることに注意が必要です。貧血気味だからといって鉄分を大量摂取すると副作用が出てしまう事があります。

鉄分の過剰摂取による副作用

鉄分の過剰摂取による副作用は吐き気や腹痛が代表的です。下痢だけでなく、吐血の可能性があり、長期にわたって過剰摂取をつづけた場合は肝硬変などより重篤な症状を伴う可能性があります。異変を感じた場合は鉄分の摂取量を見直すことが大切です。

鉄分の過剰摂取のリスクが高いのは、子供と妊婦です。子供は成長のために、妊婦は赤ちゃんを育てるために鉄分が不足しがちになります。ただし、不足しがちだからと必要以上に鉄分を摂りすぎれば、副作用も起きやすくなってしまいます。

鉄分サプリの用法用量を厳守!

日常的な食事で鉄分を過剰摂取する可能性はほとんどなく、多くの場合は鉄剤やサプリメントの飲み過ぎが原因です。鉄剤を使った治療を受けているさいはサプリメントの使用を控えるなど、工夫が必要になります。また、貧血気味だからと言って鉄剤やサプリを大量に飲んでも健康リスクが高くなるだけです。鉄分は吸収できる量に限度があるため、毎日続けることが重要だからです。