貧血の種類別の原因とは?鉄欠乏性貧血、隠れ貧血、脳貧血を解説

貧血には種類があり、一時的に脳に血が行きわたらなくなる脳貧血や、鉄分が不足して起こる鉄欠乏性貧血、隠れ貧血などがあります。それぞれ原因が違うため、分けて考えることも重要です。

一般的な貧血は鉄の欠乏によって起こる

貧血には種類がありますが、一般的な貧血と言えば鉄欠乏性貧血をさします。これは鉄分不足によって赤血球が正常に生産されなくなり、身体に酸素が行きわたらなくなることで起きます。

ふらつきやめまい、耳鳴りと言った症状が出るだけでなく、慢性的な疲れや頭痛に悩む人も多いのです。鉄は普段から足りなくなりがちな栄養素で、特にダイエットなどをすると急激に悪化することがあります。

一方で、脳貧血は一時的に血が脳にいきわたらなくなり、脳が酸欠になることで起きます。長時間立ち続けるなど条件が重なればだれでも起きる可能性があり、強い立ちくらみで倒れてしまう人も多いのが特徴です。

脳貧血は一時的で、鉄分の欠乏は慢性的なケースが多い

脳貧血は一時的なもので、鉄分の不足による貧血とは全く異なるものです。そのため、慢性的に貧血の症状が出ている場合は鉄分が不足している可能性が高いのです。

また、検査の数字は正常に見えるのに、鉄欠乏性貧血と同じ症状が出る隠れ貧血も存在します。これは一般的な健康診断では測らない部分が影響しているからで、鉄分を補充すれば治る可能性があるのです。

鉄分の補給には鉄分サプリが効率的ですが、栄養だけとっても睡眠が十分でなければ貧血の改善につながらない恐れもあります。ゆっくり休むことも貧血防止のために重要な対策なのです。

鉄分が失われる食習慣に、食物繊維の過剰摂取が挙げられます。これは食物繊維が鉄分をからめとって吸収を阻害してしまうからで、肉や魚をバランスよく食べた方が良い理由にもなっています。

食物繊維の摂り過ぎが鉄分不足を招くことも

鉄分は様々な食品に含まれていますが、まとまった量を摂るのが難しく、不足しがちな成分です。実は食物繊維には、鉄分や亜鉛などミネラルをからめとって身体の外に出してしまう効果があることが知られています。

ダイエットだからと野菜や果物に偏った食事をすると食物繊維が過剰になり、鉄分が不足してしまう可能性もあるのです。デトックス効果が高い分、摂りすぎれば必要な栄養まで逃がしてしまいます。

食物繊維も鉄分と同じく不足しがちな成分のため、通常の食生活で気を付ける必要はあまりありませんが、サプリメントの併用や健康飲料の飲み過ぎには注意が必要なのです。

鉄分不足を感じたら食物繊維を控える方法も

食物繊維で鉄分が失われるのを防ぐには、肉と野菜をバランスよく食べることも重要です。貧血対策にもたんぱく質の摂取は重要で、肉と魚を食べれば鉄分も一緒にとることが出来ます。

食物繊維入りのドリンクも手軽に買えるため、貧血などの鉄分不足を感じたら控えてしまうのも方法です。それでも鉄分の不足を感じたら、鉄分サプリの出番になります。

鉄分サプリは鉄分がたっぷりで、過剰摂取にならないように加減されています。安全性が高いだけでなく、コストパフォーマンスが良く続けやすいのも魅力で、食生活に縛られるのが辛い人にも向いています。

健康の維持のために欠かせない運動ですが、激し過ぎる運動は貧血のリスクを高めてしまいます。これは汗と共に鉄分が失われてしまうだけでなく、足に伝わる衝撃が赤血球を破壊するリスクが存在するからです。

鉄分不足で運動をすると倒れてしまう原因に

貧血時の運動は、健康面でマイナスの影響を与えます。これは激しい運動をして汗をかくと、水分と一緒に身体に必要な鉄分が失われてしまうことがあるからです。

また、強く地面をける運動や、身体に衝撃が加わる競技が運動性溶血性貧血につながる場合があります。強い衝撃が繰り返し身体に伝わることで、赤血球が壊れ、全身に酸素が行きわたらなくなるのです。赤血球が壊れれば、それだけ素材になる鉄分の補充が必要になります。

貧血予防には鉄分が重要であり、場合によっては命の危険につながることもあります。鉄欠乏症貧血になると医師から運動を禁止されるケースがあり、運動と鉄分は密接な関係があるのです。

鉄分を補充しながら適度な運動をするのが大切

貧血状態での無理な運動は禁物ですが、全く運動をしないのも問題です。全く運動をしなければ心肺能力や筋力が弱り、身体が疲れやすくなってしまうからです。根本的な鉄分不足も解消されないため、食生活を含めた見直しが重要です。

大切なのは鉄分サプリなどで積極的に鉄分を摂ることと、無理をしない範囲で運動をすることです。運動が無理でもストレッチを行うなど、貧血対策をしながら代謝を高める工夫が重要です。身体を動かさなければ、疲れと共に老廃物が身体に溜まり、病気の引き金になることもあります。

激しい運動をするよりも、鉄分を補い身体を動かす習慣をつけた方が良く、負担が少ないからこそ健康維持に役立ってくれるのです。

無理なダイエットは貧血で倒れるもとに

ダイエットの中でも手軽とされるのが食事制限を利用したダイエットです。しかし、必要な栄養が不足しがちになり、痩せるのではなく、やつれると言った方が正確な場合も多くあります。

食事を制限すると、代謝が鈍り肌の質も悪くなります。特に鉄分は不足しがちで、貧血の原因になり、身体が疲れやすくなります。体力がなくなるため運動を続けることが出来ず、挫折やリバウンドの原因になるのです。

無理なダイエットで倒れてしまっては、日常生活に支障をきたしてしまいます。ダイエットをするときでも鉄分をはじめとした栄養をしっかりと摂り、貧血を予防しながら健康的に痩せることを目指した方が良いのです。

ダイエットで痩せる体質を作るには鉄分が重要

健康的なダイエットはカロリー制限と、運動がセットになる場合が多くなります。特にスタイルの向上を目指すためには筋肉をつけてカロリーの消費を高めることが重要です。ところが、運動をすると鉄分が失われ、貧血になりやすくなるのです。

運動をすると疲労物質や老廃物と共に、鉄分が身体の外に逃げてしまいます。鉄が不足すると貧血気味になり、運動が出来なくなる悪循環に陥ってしまいます。しっかりと運動をするなら鉄分と水分、塩分の適度な摂取が必要になるのです。

ダイエットサプリに鉄分が含まれることが多いのは、運動能力の向上や代謝にも大きな影響を与えるからです。筋肉や血液の維持にはたんぱく質も重要で、野菜や果物に偏った食事は貧血を招きます。食事のバランスを考えることが大切なのです。