プラセンタで期待できる効果まとめ

医療にも美容にも活用され、注目を集めているプラセンタ。一体どのような効果があるのか、ご紹介していきます。

シミを防ぎ白い肌を作る

女性の肌の悩みの代表格であるシミ。どんなに日焼け対策に気を使ったり美白によいとされる食べ物を摂ったりしても、完全にシミを防ぐのは難しいものです。しかも、一度出てきたシミはレーザーなどの外科的な治療以外ではなかなか消すことが出来ません。しかし、プラセンタはシミが出来るのを防ぐだけでなく、すでに出来てしまったシミにも効果があると言われています。

シミが発生する主な原因は、太陽の紫外線から身を守るためにメラニンという黒褐色の色素が生成されるせいですが、プラセンタにはこのメラニンの生成を防ぐ働きがあります。さらに、抗炎症作用によって紫外線による肌ダメージそのものを軽減し、新陳代謝を促進する効果でメラニンをどんどん体外に排出して、美しい白肌を守ってくれるのです。

美肌を保つ効果

プラセンタには、高い保湿効果があります。そのため肌に直接プラセンタ配合の化粧水などをを塗ると、肌の乾燥を防いでダメージを受けにくくするとともに小ジワなどの改善が期待出来ます。顔だけでなく、かかとや膝に塗ればかさつきが解消されてツルツルになりますし、角化症や湿疹、唇のひび割れなどにも効果があります。

医療用のものは、やけどや傷跡の治療にも使われます。また、肌に弾力を与えるコラーゲンを生成する元となるアミノ酸や肌に潤いを保たせるヒアルロン酸を含むため、みずみずしくハリのある肌を作ってくれます。なお、プラセンタはそのままでは分子が大きすぎるため分子を小さくしたもの(低分子化)の方が肌に吸収しやすく浸透率が高いとされています。

更年期障害の症状緩和

40代〜50代の女性に起こる更年期障害。更年期障害とは、閉経の前後に女性ホルモンの分泌が急激に減少する影響で自律神経が乱れることによってあらわれる心身の様々な不調のことを指します。代表的な症状としては、ホットフラッシュと呼ばれる激しいほてりと発汗、倦怠感、肩こりや腰痛など体の痛み、イライラして怒りっぽくなる…といったものが挙げられます。

近年は女性だけでなく男性にも更年期障害があることが知られてきました。プラセンタには、更年期障害に対する効果もあります。更年期障害の治療に使用されるプラセンタは人間の胎盤を原料とした医療用の薬で、病院での処方が必要になります。投与の方法は注射、飲み薬、貼り薬などがあります。プラセンタ製剤を投与すると卵巣の機能が回復して女性ホルモンの分泌が促進され、更年期障害の症状が和らぎます。

生理不順の改善

月に一度の生理は、女性にとって健康のバロメーターでもあります。しかし、多忙による生活リズムの乱れやストレス、冷房による体の冷えなど、現代の女性は様々な生理トラブルの原因に囲まれて過ごしていると言っても過言ではありません。生理不順や生理痛、月経前症候群(PMS)といった症状の治療には、一般的に低用量ピルが使用されることが多いですが、吐き気や頭痛などの副作用が出ることもあります。

またピルには避妊効果があるため妊娠を望む場合には使用を止める必要があります。ここでも役に立つのがプラセンタです。プラセンタにはピルのような副作用はありませんし、プラセンタを投与することで卵巣の機能低下が補われて女性ホルモンが正常に分泌されるようになると、生理周期が整い、生理に伴う各種の症状も軽減される可能性があります。

薄毛対策にも効く

中年以降の女性に多い薄毛の悩み。実はこれも、閉経に伴う女性ホルモンの減少が原因なのです。女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには、髪の毛を成長させる働きもあるため、更年期を迎えて女性ホルモンの分泌が減少すると、髪の毛が成長せず、本数が減ったり一本一本が細くなってしまったりします。プラセンタを摂取することによって女性ホルモンが分泌されるようになると髪の毛も再び成長するようになり、薄毛の改善が期待できます。

抗アレルギー効果

もはや現代病の代名詞と言ってもよいアレルギー。アトピー性皮膚炎や花粉症、食物アレルギーなどその種類は様々ですが、いずれも体が本来は無害なものに対して過剰反応して攻撃を加えることが原因で起こります。異物に対する攻撃が強すぎて、自分自身にもダメージを与えてしまい、それが痒みや呼吸困難といった症状としてあらわれるのです。プラセンタはこうした攻撃を行う細胞を排除する効果と、異常な反応を起こさないようにする免疫抑制効果、さらには抗炎症効果を持っています。

アレルギーの薬としてよく使用されるステロイド剤もプラセンタと同様の免疫抑制効果と抗炎症効果がありますが、ステロイド剤の効果はあくまでも一時的なものであり、また同じ薬を使い続けていると次第に効かなくなってくる、使用を中断するとより強い症状がぶり返すことがあるなどのデメリットもあります。一方のプラセンタにはこのような副作用がなく、継続して摂取することによって体質そのものを改善することが出来ます。

まとめ

プラセンタには美肌効果やホルモンバランスを整える効果、抗アレルギー効果など美容と健康に嬉しい様々な働きがあり、基本的には副作用も少ないとされています。しかし、プラセンタ利用の歴史は比較的浅く、まだ100%安全であると立証されたわけではないという考えもあります。特にプラセンタ注射に関しては、一度でも受けると感染症予防の観点からその後献血をすることが出来なくなっています。不安がある場合はサプリメントやプラセンタ配合の基礎化粧品など、リスクの少ないものから試してみるのがおすすめです。

日本化粧品技術者会誌「炎症に対するプラセンタエキスの効果」(外部サイト)

Iyakuhin Johogaku「健康食品・サプリメントによる健康被害の現状と患者背景の特徴」(外部サイト)