加齢で減少するコラーゲンを効率良く摂取するポイント

私たちの身体にたくさんの恩恵を与えてくれる成分のひとつが「コラーゲン」ですが、残念ながら、年を重ねると共にコラーゲンがどんどん失われていくことが発表されています。私たちは体内でコラーゲンを作り出すことはできるのですが、加齢によって、コラーゲンの生産能力の衰えや質が低下してしまうことが分かって来ました。そのため、段々と身体中でコラーゲンが不足がちになり、コラーゲン不足が年齢肌の原因や、健康面に悪影響を及ぼすといった要因になったりします。

コラーゲンは20代から減少していく

冒頭で、年齢を重ねるにつれてコラーゲンが失われていくと述べました。それでは、何歳頃をピークにコラーゲンは減少の一途をたどってしまうのでしょうか。これは、コラーゲンの研究分野や解析方法によっても結果が異なって来ますが、10代をピークに失われるという研究結果や、30代以降に急激に減少するという研究結果が出て来ています。また、皮膚に対する結果か、あるいは骨に対する結果かといった部位によってもピークの年齢に差が出て来ています。一般的には、肌のコラーゲンに対しては、「20代頃から減少してきて、40代頃から急激に減少する」という結果となっています。

子どもは成長スピードが速い

年齢によってコラーゲンを生成する量が変わって来てしまう理由は、子どもと大人の成長の差にあります。子どもは成長が早く、早く皮膚を作ろうとするため、コラーゲンの生成も活発となっています。しかし、子どもの頃のような成長は20代頃で止まってしまうため、それに伴ってコラーゲンの生成も穏やかとなり、肌のターンオーバーも遅くなってしまいます。そのため、いつまでも若い頃のような美しい肌状態を保ち続けるためには、自ら積極的にコラーゲンを摂取したり、体内でのコラーゲン生成を促すための行動を進んで取ることが重要となります。

酵素が大切な働きをする

若々しい肌の維持のためにコラーゲンが大切だということは前から言われていたことでしたら、年齢を重ねることによってコラーゲンが失われるというメカニズムについては、長年不明とされていました。しかし、近年様々な研究が進められていくにつれ、そのメカニズムが解明されてきました。年齢を重ねることによって、皮膚を作りだすために重要な「酵素」の働きが段々と衰えていくことがハッキリと分かって来ました。そして、酵素の働きを助けてくれる成分が「ビタミンC」なのです。

酵素を補助するビタミンC

ビタミンCは、私たちがよく口にするオレンジジュースのような柑橘系飲料や緑黄色野菜などに含まれているため、何気なく毎日摂取している非常に身近な栄養素のひとつに挙げることができます。しかし、ビタミンCは水溶性の成分であるため、尿など一緒に身体の外に排出されやすいというデメリットがあるため、たとえ毎日摂取していたとしても、残念ながら不足しがちな栄養素です。そのため、加齢によるコラーゲンの減少を防ぐためには、不足しがちなコラーゲンはもちろん、酵素を活発に働かせるために必要なビタミンCの積極的な摂取も重要であることが判明されました。

吸収効率のよい低分子コラーゲン

私たちの身体の中で作り出されるコラーゲンの量は年齢を重ねるにつれて減少していくため、外から体内へとコラーゲンを摂り入れていくことが非常に大切になります。体内に効率良くコラーゲンを摂り入れるためには、「低分子コラーゲン」や「コラーゲンペプチド」といった体内にそのまま吸収されるコラーゲンを積極的に摂取することをおすすめします。いつまでも美しい肌を保ち続けたいと考えている美意識の高い方には特に摂取していただきたいコラーゲンです。低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドは、通常のコラーゲンとは異なり、アミノ酸に分解されずにそのまま体内に吸収されるため、肌の至る所にコラーゲンが行きとどき、皮膚のターンオーバーを促してくれる効果が期待できます。

栄養バランスを心がける

また、美意識の高い方には、コラーゲンと一緒にアミノ酸を摂取することもおすすめします。アミノ酸は、体内でコラーゲンを作り出すときの材料となる上に、新陳代謝を上げるために必定な栄養素なのです。新陳代謝の促進のためには、アミノ酸以外にもたくさんの栄養素が必要となってくるので、今回挙げた栄養素だけを摂取するのではなく、日々栄養バランスに気を付けた食事を心がけるようにしてくださいね。

まとめ

コラーゲンは加齢と共に失われていきますが、コラーゲンはもちろん、体内でのコラーゲン生成を促してくれる成分を日々の食事などから積極的に摂取することによって、加齢が原因となるコラーゲン不足を解消していくことができます。日ごろから栄養バランスに注意を向けた食事を心がけて、身体の内側からも外側からもコラーゲンにとって良い行動を取ることができるように努めていきましょう。