コラーゲンと相性の悪い栄養素と老化の原因になる糖化

テレビなどで活躍する女優さんやモデルさんたちは、みなさん美しい肌を持っています。みなさんも、彼女たちの美肌に憧れているのではないでしょうか。コラーゲンは、そんな美肌に一役買ってくれるのが特徴ですが、日常生活の中には、そんな美肌づくりやコラーゲン生成に悪影響を与える物質が数多く存在しています。たとえば、喫煙や副流煙の影響は良く取り上げられます。さらに、私たちが日常口にしている食材や栄養素の中にも、コラーゲンと相性が悪い物が存在します。それは、コラーゲンを糖化させてしまうものです。

老化の原因になる糖化とは

「糖化」とは、たんぱく質と糖分が結びつく現象を表します。健康的な食生活をしていれば、自然と糖分が分離するため、肌に対する影響は軽微です。しかし、あまり健康的な食生活をしておらず、身体の中の糖分が多すぎてしまう場合、たんぱく質と糖が結びついてしまう可能性が上がります。その結果、コラーゲンが皮膚の材料として使えなくなります。このように、糖化したたんぱく質やコラーゲンのことを、AGEs(終末糖化物質)と呼びます。AGEsは、いわゆる老化物質です。

老化物質「AGEs」の与える影響

老化物質である「AGEs」が体内に蓄積されると、肌や髪などをはじめ、全身を老化させてしまいます。老化の影響は見た目に留まらず、動脈硬化や糖尿病、ガンといった死に至ることもある病気が発症されるリスクも高くなるため、軽視してはいけません。そのため、食事などによる糖分の摂り過ぎは、美肌を作るコラーゲンと相性が悪いだけではなく、私たちの身体の至る所に悪影響をもたらすため、できるだけ避ける生活をした方が良いと言えます。AGEsは、たんぱく質と糖質を加熱すると特にできやすく、たとえば、ホットケーキの茶色く焼けた部分などに含まれると言われています。

炭水化物の摂り過ぎにも注意

更に、糖分以外にも注意しなければならないことがあります。それは、炭水化物の摂り過ぎです。炭水化物は、身体の中に入る段階で糖分に変わるため、特に注意が必要です。みなさんがよく口にするスナック菓子やジャンクフードは、炭水化物というだけでなく、そのものに塩分や糖分が多く含まれています。美味しいからといって、過剰摂取には注意しましょう。

普段の食生活を見直し、AGEsができやすい生活をしていないか、振り返ってみてくださいね。もし、AGEsができやすい生活であることが分かった場合は、食事改善と共に、運動などで糖分を消費することも大切です。

今日から実践できる糖化対策

糖化対策をするにあたり、糖分の摂り過ぎに気をつけることはもちろんですが、日常的にできる糖化対策があります。それは、食事をするときに野菜から先に食べることです。これは、ダイエットをしたことのある方であれば、聞いたことがあるかもしれませんね。

糖化は、血糖値の上昇を抑えることで予防することができます。食事の際に野菜から先に食べることで、血糖値の上昇を抑えることができます。なぜなら、野菜に含まれる食物繊維が、その後に食べるお肉やご飯などに含まれる糖の吸収を遅らせることができるためです。そのため、この習慣を付けるだけでも、簡単に糖化対策を行うことができます。

糖化を気にするあまり、食事量を減らしたり、好きなものを諦めたりすることでストレスを溜めてしまっては、身体に別の負担をかけてしまいます。食事制限のような負担の大きい方法を取り入れる前に、食事の順番を変えるという簡単な習慣づくりから始めてみてはいかがでしょうか。

糖化は、私たちの身体に様々な悪影響を与えます。いつまでも美しく、健康に過ごすためにも、体内にAGEsを作らない生活習慣を心がけていきましょう。