胸が大きくなるプエラリアミリフィカ【バストアップ効果と危険な副作用を解説】

バストアップサプリで必須成分になりつつあるプエラリアは、亜熱帯地域が原産のマメ科の植物です。

プエラリアは現地で食料として食べられることもある安全な植物ですが、一部ではプエラリアが原因と思われる体調不良などの報告もあり副作用に不安を感じる人も。

そんな方のために、今回はバストアップ効果が期待されるプエラリアの副作用について、くわしく解説していきます。

そもそもプエラリアってなに?

プエラリアはタイやミャンマーなどの亜熱帯地域が原産のマメ科の植物です。根の部分が大きくなることで知られており、現地では食料やハーブの一種として用いられてきました。

プエラリアは根の色から、赤プエラリア、黒プエラリア、白プエラリアなどに分けられます。

この中でバストアップに効果的と言われているのが白プエラリア。バストアップサプリの成分として知られるプエラリアミリフィカは白プエラリアを示す名称です。

先ほど説明した白プエラリアには「ミロエストロール」と言う成分が豊富に含まれており、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと似た作用があるとして一気に注目を集めました。

女性ホルモンと類似作用がある成分として大豆イソフラボンが広く知られていますが、ミロエストロールは大豆イソフラボンよりも効率的に体に作用することが証明されています。

これらのことから、生理不順や月経前症候群(PMS)の症状改善だけではなく、バストアップ成分として「プエラリア」が注目を集めるようになったのです。

プエラリアがバストアップサプリに使われる理由は?

くり返しになりますが、プエラリアはそれまでバストアップサプリの主成分だった大豆イソフラボンよりもより強力に女性ホルモンに作用することがわかっています。

バストアップには女性ホルモンが深く影響しているため、ダイレクトに影響を与えやすいプエラリアが新たにバストアップサプリの主成分として流通したのです。

プエラリアを適度に摂取することで乳腺の発達が促され、バスト周囲に脂肪分がつきやすい状態になります。バストはそのほとんどが脂肪組織でできているため、バストアップにつながるとして女性の間で人気を集めています。

気になるプエラリアの副作用は?

プエラリアを過剰に摂取してしまうと、体にとって危険な副作用が出るリスクが高まります。

プエラリアの摂取後に以下のような症状が出た場合は、副作用の可能性があるため注意が必要です。

  1. 腹痛・嘔吐・下痢などの消化器障害
  2. 月経不順・不正出血などの生殖器障害
  3. じんましん・肌荒れなどの皮膚障害

これらの症状がみられた場合はサプリメントの服用をやめ、必要に応じて専門機関へ受診するようにしましょう。

プエラリアはエストロゲンに強力に作用します。誤った服用方法ではかえってホルモンバランスの乱れを招き、体調不良の原因になる可能性も。

サプリメントを服用する場合は、必ず製品に応じた用法・用量を守ることが重要です。

1日当たりの摂取目安量は?

プエラリアの原産国であるタイでは、プエラリア配合サプリの一日当たりの摂取上限量を100㎎と定めています(食料としての摂取は200㎎まで)。

一方、日本では明確な摂取上限量は決められておらず、あくまで参考値である400㎎/日を基準にサプリメントの摂取目安量が設定されています。

つまり、製品によってプエラリア成分の含有量が異なるうえに目安量もあいまい、というの現状です。

バストアップサプリを摂取する際は、製品ごとの用法・用量を守るだけでなく、自分の体調に応じて少量からはじめるのが安全だといえます。

また、他のサプリメントとの飲み合わせによって副作用が強くなる可能性もあります。複数のサプリの併用はなるべく避け、どうしても必要な場合は医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

低品質なプエラリアに要注意

プエラリアの過剰摂取を避けるとともに、製品自体の品質にも注意が必要です。

プエラリアには様々な種類があり、中には有害な成分を含んだ品種も存在します。輸入や採取のルートによっては安全でない成分が混入する恐れがあるため、輸入ルートや品質チェックの有無に関しては十分に確認するようにしましょう。

タイから正式に輸出されたものに異物が混じることは基本的にありえず、安全性は非常に高くなっています。

タイ以外の国から輸入されたプエラリアには注意が必要で、中には成分を誤魔化した製品の報告も聞かれています。

海外製のサプリは安全基準が日本と異なるため、できれば避けた方が安心です。国産のサプリメントであれば品質に関する信頼性はぐっと高まるため、国産のみに絞って商品を選択することをオススメします。

アレルギーがある人はプエラリアの摂取に要注意!

過剰摂取による副作用とは別に注意したいのがアレルギーです。

プエラリアはマメ科の植物で、根の部分を利用するのが特徴です。分類的にはイモになるため、イモアレルギーがある人は服用を避けるよう注意しましょう。

また、プエラリアは大豆に良く似た成分を大量に含んでいます。大豆由来のイソフラボンなどに対してアレルギーを起こす人も注意が必要であり、服用は避けた方が安全です。

アレルギー以外に服用に注意が必要なケースは以下の通りです。

  • 妊娠中・授乳中の女性
  • ホルモン剤を服用している方
  • なんらかの持病があり定期的な服薬が必要な状態の方

妊娠中や授乳中は女性ホルモンの量が赤ちゃんに大きな影響を与える可能性があります。赤ちゃんの負担を避けるためにも、プエラリアの服用は避けましょう。

生理不順や更年期障害の対策に使う人もいますが、薬との組み合わせや症状によって逆効果になることがあります。自己判断でプエラリアを薬代わりに服薬することはリスクが高いため、絶対にやめましょう。

プエラリアミリフィカには強い女性ホルモン様作用を持つ成分が含まれているため、期待している豊胸、痩身などの効果のみが得られる訳ではありません。

女性ホルモンの作用を最大限に発揮するには、バランスが重要になります。

プエラリアを過剰に摂取することでかえってホルモンバランスを崩し、副作用という目に見えた悪影響が出ることも。

バストアップ効果の期待できる魅力的なサプリメントですが、用法・用量を守り、自分の体調に合わせて上手に服用することが大切です。

国民生活センター「 美容を目的とした「プエラリア・ミリフィカ」を含む健康食品-若い女性に危害が多発!安易な摂取は控えましょう-」(外部サイト)

厚労省「プエラリア・ミリフィカを含む健康食品の取扱いについて」(外部サイト)